今日は雑談ですが・・・。「忙しい。」ということば。よう使うし、耳にする言葉だと思います。
ビジネス文章で、「ご多忙とは存じますが、」という文章などを使うことがあると思います。
私はどうもこの表現を好みません。
ビジネス文章だけではなく、結婚式の案内状などでも、「ご多忙」という表現が使われていることがあります。
そういう案内をいただくと少しがっかりしてしまいます。喜ばしいことなのに、「ご多忙」・・・・・。
「ご多忙」の何がそんなに気に入らないのか?
その中の漢字、「忙」という字に注目してみると、この漢字は「心」と「亡」という字で成り立っています。つまり、「心を亡くす」という漢字なのである。相手に、心を亡くすほど忙しいでしょうが・・・、と言っているわけです。すこし相手に失礼な気がするのは、私だけでしょうか?
そこで、ご提案。「ご多忙」のかわりに「ご多用」という表現を使っていただけないでしょうか?
「多忙」とは「非常に忙しいこと。また、そのさま。(大辞泉)」
「多用」とは「用事の多いこと。忙しいこと。 (大辞泉)」
十分に置き換え可能ではないでしょうか?
ぜひ、「ご多用とは存じますが・・・・」という表現を普及させたいものです。
みなさま、ぜひ、「ご多忙」と「ご多用」、心に留めておいていただければ幸いです。
・・・・雑談までに・・・・。
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