著者:山下貴史 氏
縁があり、偶然手に取った本のひとつ。
タイトルからもわかるとおり、マーケティングに関する本である。
世界一、と主張したくなる気持ちもわかるくらいに、マーケティングのマ、もしらないような人でもわかりやすい本。
例や図などが多く挿入されているので、理解しやすい。
この本をよんで、マーケティングについてはもちろんだが、改めて「言葉」「表現」の重要さを感じた。
私が新人研修をする際や、履歴書のチェック、プレゼン資料や発表資料の見直しを依頼された際に、特に注意、着目する点は、言葉遣いだ。同じことを伝えるのであっても、使う言葉によって、相手に与える印象が大きくことなるからである。しかし、そのことをいくら口頭で説明してもわからない人もいるわけだが・・・。
私がよく説明する例は「欠点」だ。「欠点を問われて、素直に欠点を述べるな。それが裏返せば長所となるものを欠点とせよ。」面接においては常套手段だ。
この本では、そんな言葉遣いの例、というのもわかりやすく説明されている。
マーケティングのお勉強のみならず、就職活動中の人やショップなどの販売員にも読んでもらいたいし、ぜひ、新人研修の題材としても、つかってみてほしい、と思った一冊である。
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